一般的には最上位とされる列車。そのため専用の車両を用意して追加料金や座席指定にしてより快適な移動ができるよう工夫されてるものも多い。
JRでは国鉄時代からごく一部の特例を除いて必ず特急料金がかかり、自由席と指定席の2種類に加えグリーン車指定席を組み込んだものもあるが列車によっては全車指定席もある。JR・私鉄双方ともにビジネス需要に特化した列車と観光輸送に特化して個室や供食設備を備えた列車があり、用途によって使い分けている。
一方大手私鉄では専用車両を有していて座席指定及び乗車券のみで乗れるタイプと快速急行以下の種別で使用される通勤型車両と混用してるタイプの二通りあり、会社によって異なる。赤色は座席指定。
東武鉄道 | 専用車両あり |
西武鉄道 | 専用車両あり |
京王電鉄 | 専用車両なし |
小田急電鉄 | 専用車両あり |
東京急行電鉄 | 専用車両なし |
京成電鉄 | 専用車両あり 現在はスカイライナーのみ |
京浜急行電鉄 | 専用車両あり 快特以外にも使用されるほか通勤型車両も使用される。 |
相模鉄道 | 専用車両なし |
名古屋鉄道 | 専用車両あり ミュースカイのみ全車特別車でそれ以外は一部特別車。一部特別車編成は特急系統以外の運用にも入る。また通勤型車両を使用した全車一般車もある。 |
近畿日本鉄道 | 専用車両あり |
阪急電鉄 | 専用車両あり |
阪神電気鉄道 | 専用車両なし |
京阪電気鉄道 | 専用車両あり プレミアムカーとライナーのみ座席指定 |
南海電気鉄道 | 専用車両あり サザンのみ自由席車連結 |
西日本鉄道 | 専用車両なし |
新幹線については当初ひかりが超特急でこだまが特急という位置づけだったが、現在は特急でまとめられている。しかしのぞみ等の最速列車では英語放送でスーパーエクスプレスと案内されており、実質的な超特急という位置づけになっている。